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金継ぎ

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  ずーっと前から気になっていた金継ぎ。 何年も前に本を買ったものの、一歩が踏み出せないままでした。 「そのうち人間国宝になる人のよ」と頂いた備前の湯飲みは 使い勝手もよくてお気に入り。でもでも、すぐすぐ欠けちゃう。 アネックスのお皿も欠けた器が目につくなー。 よし! 初心者用のセットを購入しよう! 有力候補の説明をよく読むと、金粉がアルミ製代用金粉とある。 ---代用金粉は食用ではありませんが、食器・漆器に多用されています。 毎日のお食事に使用する食器や大切な陶磁器への金継ぎには純金粉をご使用してください。--- ??? どういうこと?? 単に誠実すぎる企業姿勢?? しかも本漆は乾燥させるのに室で1週間とかかかるみたいだし、かぶれると大変そう。 私に向いてないかも。。。 再度初心者セットを探してみると パテで修繕して、純金粉と銀粉のセットで漆は工芸用なのでかぶれないらしい。 お手軽。私向き。笑 届いたセットは簡単すぎる作業説明で、道具の用途も想像するしかない。 事前に動画も見ていたので、やってみると 想像以上に簡単で、これでいいの?と不安しきり。 結果はお世辞にも褒められた出来ではないけれど、 愛着がわきますわよ♡

狂い咲き

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  10月に入って、極早生(ごくわせ)みかんの収穫が始まっています。 そんな中、アネックス前のデコポンが沢山の花を咲かせました。 今年は季節外れの花が多い気がします。 うちのアーモンドもみかんもチラチラ咲いています。 いつもなら汗をかきかき 畑で収穫をする頃ですが 海soraのみかんは大不作で 今期はみかんの出荷をお休みすることとなりました。 なっているみかんはジュースにしまーす。 11月、12月になると島のみかんが色づきます。 コンテナを山積みにした軽トラックは、島の風物詩。 話しかけたらきっと、農家さんからみかんをいただけることでしょう。

コンテナ

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島のあちらこちらに積み上げられているみかん用のコンテナ。 はい、うちも積みあがっています。笑 畑作業の合間の休憩やバーベキューの時には椅子に また歩み板を渡して観客席にと日常的に活躍します。 アネックスでバーベキューを希望された時は これを椅子やテーブルにお使いくださいね、と。 時におしゃれなテーブルセットに心移りしそうになるけど いやいや、島はこれでしょ! 農協のコンテナは少し台形になっていて持ち手の金具が可動します。 持ち手を外にするとコンテナを積み上げることができて みかんを入れた後は持ち手を内側へ。 それがストッパーとなって積み上げることができるのです。 四角いコンテナは2個を上下にして、その中にもうひとつを縦にして入れます。 2個分のスペースに3個収納する仕組みです。 これ、難しいですか? この状態のものを使った後、元に戻っていたのは1度だけ。 おじいちゃんがみかん農家だった方のみでした。 本日のお客様は、デッキにみかんコンテナを並べてその上に天板。 立派なローテーブルが出来上がっていました。 皆さんの様々な工夫とアイデア、楽しいな。  

衝動買いしてしまった

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大三島ブリュワリー × WAKKA  ビアガーデン 島に新しくできたサイクリスト向け複合施設「WAKKA」さんで 大三島のクラフトビールが飲める! 食べ物もあって、帰りは送ってもらえる という 何とも有難い企画がありました。 お客さんのチェックインを終えて5時前に現地到着。 スタッフの方たちの対応も良く、見知った顔も既に上機嫌。 ここのカフェは屋内スペースと半屋外スペースがあるのですが この日は芝生に椅子とテーブルもセットされていたので そちらの席へ。 ブリュワリーの高橋君がこだわって丁寧に入れてくれるビールを待ちながら 楽しい談笑のうちにアテも出来ました。 乾杯! 残暑の厳しい夕方だったけど、ちょうど日陰になって海風も気持ちいい。 椅子が低めで布地張りなので、座り心地よし。 snow peakのローチェア。 バックシャンでデザインもよし。 順調にビールをお代わりして、気持ち良く酔っ払い。 ローチェアに身をゆだねていたら アネックスのデッキで、この椅子に座って ビール飲んで、星を見上げて、、、、、 寝落ちする!! 絶対に気持ちいいぞー♬ 妄想が膨らんでしまいました。 そんな訳で、酔いにまかせてポチッと購入。 感想をお聞かせくださいね。

海割れ

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大三島の東の沖合160mに浮かぶ古城島には 日本最古の水軍城、甘崎城がありました。 城跡には今も石垣や舟を係留するために杭を立てた穴が残っていて 古の島の人々の暮らしを身近に感じることができます。 瀬戸内は波のない穏やかな海に見えますが、 実は干満の差が大きくて、潮の流れも速くて複雑です。 地形や潮を味方につけて、戦国時代には敵の攻略を逃れてきたのでしょう。 年に何度か ここに道が現れます。 歴史好きの方が歩いて渡ったり 地元の方はバケツ片手に貝を掘ったり。 海割れも 島の生活の一部で、そして大事な景色です。

行こか行くまいか

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長ーい梅雨があけて、猛暑の8月。 そして立秋、お盆。 たっぷり雨水をもらった草たちの成長はすさまじく どこから手をつけようか、悩んで眺めて日は暮れる。 そんな中、用事で少しだけ島を出ました。 入口でマスク、消毒、検温のトリプルチェックをするチェーン店もあれば 久しぶりに手渡しでお釣りをもらったお店もありました。 お金の手渡しに感激するなんて、自分でもびっくり。 知らず知らずの日常のつみ重ねに慣れてしまうものなんですね。 お墓参りの代行、オンラインの葬儀や法要。 これもいつしか普通になってしまうのでしょうか。 帰省が不要不急なら、何が必要不可欠なの? 会いたい人に会う、行きたいところに行く。 不要不急という「ものさし」ではなく 自分の価値観で判断して行動できる日が戻ってくることを 願わずにいられません。

生樹の御門

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イキキノゴモンと読みます。 大三島はその昔、楠が群生していたと聞いたことがあります。 今でも大山祇神社周辺には2千年、3千年と言われる楠がたくさんあります。 中でも、奥の院近くにあるこの樹は 幹に自然の空洞ができていて、石段をくぐって祠へと行くことができるのです。 私は島に来てから何年もその存在を知りませんでした。 うちに遊びに来た友人が、神社近くで通りすがりの人に教えてもらったと! さっそく友人に案内してもらい 境内を出て川沿いの道をぐるっとまわって、ひっそりと小さな看板のある 細い小道を抜けて、八朔畑の横を通り えっ?大丈夫??と不安に感じた頃 見上げた先にその樹はありました。 少し離れたその場所から あまりのパワーに肌がざわつき動けませんでした。 広げた枝の下に身を置くと、パワーのシャワー。 私のイチオシスポットです。

宮浦港

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かつてここは大三島の玄関口でした。 移動手段が船だった頃、この港から一の鳥居をくぐり 川沿いの道を進み、参道を通って大山祇神社へと参拝するのが慣わしでした。 私が住んでいる宗方港からも定期船があって 年に2回の例大祭は島の人たちの大きな楽しみだったようです。 島の外からの参拝者も多く 靴が脱げてもそのままになるほどの人出で賑わっていたと逸話が残っています。 移動が船から車に代わり、橋がつながったことで 2012年9月に定期航路がなくなり、今は「海の駅」となりました。 7月に開催される「鶴姫まつり」の会場として 船のレースや花火で束の間、賑わいを取り戻します。 新幹線はどんどん時速を増し、移動のスピード化が重要視されるけど ゆっくり自分の足で進むと、草や落ち葉にも目が留まり 少し豊かな気持ちになれる気がします。 島に行くときは、船が好き。

日常のなかで

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沖に赤い船が停泊している。 今日は海が青い。緑が輝いている。 心地よい風を感じながら、束の間ぼんやり眺めている。 365日、この景色が目の前にある。 霧でまったく何も見えず、汽笛が鳴り響くとき。 強風が吹き荒れて、白波が立つ日。 キラキラきらめく海には、どんなイルミネーションだってかなわない。 ピンク色の夕焼けに包まれる時間。 海を照らす満月の夜。 同じ風景だけど、一瞬で表情を変える景色たち。 できれば最高の景色でお客様をお迎えしたいけれど 一期一会の風景を最高だと感じてもらえたら、尚いい。

花盛り

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レモン、みかん、文旦、ネーブル、ポンカン、不知火、、、 5月頃いっせいに咲き誇る柑橘の花たち。 つぼみがピンク色したのは檸檬。 他は白色。 ポンカンの花は小ぶりで可愛らしいです。 香りは品の良い香水みたい。 思わず息を吸い込んでしまいます。 花を食べるとそれぞれの味や香りがすると料理人さんから聞きました。 五月の爽やかな風と柑橘の花の香り。 お届けできたらいいのだけれど。。。