投稿

みかんの準備と心の準備

イメージ
  夜になって、開けていた窓を閉める枚数が増えてきました。 気持ちの良い秋空の向こうに、黄色く色づき始めたみかんが見えます。 1週間ほど前にご注文用のカタログをお送りして、毎日ご注文をいただいています。 一年出荷をお休みしたので、有難い限りです。 昨年は本当にみかんが無くて、私が畑に行ったのは数時間という有様。 2年ぶりの収穫&出荷に少々緊張しています。 大丈夫か?出来るのか?? 今年は雨が多かったので、早くも酸味が抜けています。 そんな年に限ってでもないですが、「酸っぱいみかんが欲しい」と連絡をいただくものです。 「子供が食べません。甘いみかんを送ってください」と言われた年もあります。 工場じゃないのよ。(心の声) 10月に入ったら、ぼとぼちと出荷できそうです。 イメージトレーニングして頑張ります!

しまなみフレンチ「フィレール」さんへ

イメージ
  今年の夏、大三島にオープンしたフレンチのお店「フィレール」さんへ やっとこさ行ってきました。 美味しくないはずがないのは知っていたけど 流石のクオリティ。 前菜、メイン、デザートのシンプルなコースで写真はメインの魚料理・スズキです。 この時期らしくソースには青みかんが加えてあって、酸味が効いてさっぱりいただけました。 前菜はワインのポーチドエッグ。添えられているキノコがまた絶妙に美味しくて、スーパーで買える同じきのこだろうかと半信半疑。 お料理の説明を聞いても、絶対にマネできないと諦めました。 オーナーの伊藤さんは、もともと辻調理師学校で先生をされていた方。 奥様と二人で、テキパキと仕事をこなしながら 心のこもった接客をされていて、ゆったりと改装された古民家も居心地が良かったです。 夜は1組限定で予約できるそう。 ケータリングもしたいと話されていたので、アネックスでいただける日が来たら嬉しいな。 おすすめです。 しまなみフレンチ フィレール 11:30-15:00 月・火・第3日曜休み 0897-87-2344  愛媛県今治市上浦町甘崎1572

日焼けしたみかん

イメージ
  県道からアネックスへのアプローチ、 左下にある畑には極早生(ごくわせ)のみかんが植えられています。 昔、運動会で食べた青いみかんが極早生です。 3分着色位から出荷が始まって、残暑が残る季節にさっぱり食べれます。 収穫開始まであと2か月程。 早くも黄色くなっていますが、これは単なる日焼け。 毎年見ていると、不思議なものでわかってくるんですね。 畑でどれを収穫するか迷っていると、「とってー」と言ってくる子がいます。 ちょっとプロっぽいなと、内心ご満悦なのですが 試食してハズレた時のショックは大きく 以後の収穫作業が全くはかどりません。 島ではぶどうの収穫が始まりました。 実りの秋は、すぐそこ。

祝オープン! 宗方喫茶室

イメージ
  思い返せば「宗方喫茶室」という名前は随分前からありました。 島の人たちが「宗方に喫茶店ができた」と噂したものです。 イベントなどで焼菓子の販売をしたり、出張でコーヒーを入れたり アネックスの朝食・スコーンもここで作ってもらっています。 もうすぐオープンするらしい、春にはオープンだ、と聞いて見せてもらいに行ったら なぜか消防の誘導標識はついているものの、床もない状態でした。笑 だからやっとのオープンは本当に嬉しい。 そして10月には二人目の出産。 1か月ほどの営業でお休みになってしまうけど、 ゆくゆくは、ご主人作の野菜を使ったランチなどへ展開したいそうです。 お互いに、自分ちの方がマシと思っている、ほそーい道を経て辿り着きます。 金曜、土曜の12時から16時半まで。 店内飲食は予約制になります。 タイミングが合えば、ぜひ足を運んでみてください。

みそ作りました。

イメージ
  毎年恒例の味噌作り。 今年は店主の怪我で1か月程遅くなりました。 テレビでは熱中症アラートが表示される中、 クーラーのない自宅で、その上1部屋を閉め切って3日間作業します。 初日は麦と米を蒸して、麹菌と混ぜて あったかくして、ゆっくり休んでもらいます。 早くも室温35度。よしよし。 翌朝部屋に入ると涼しい。そのまま様子を見るも室温が上がらないので やっぱり今年もストーブ登場。 ぐんぐんと40度。 なんとか夕方に混ぜ返すことができました。 2日目は大豆を茹でます。 茹でた大豆をミンチにして塩をまぶしたら、ステイ。 3日目、お酒を加えて全てを捏ねます。 ここは店主の出番。非力な私では無理です。 甕の中で1年ほど熟成してもらったら食べ頃。 アネックスの台所に常備していますので、お召し上がりくださいね。

天気が悪いと気分が沈むのはなぜ?

イメージ
その昔、人間が狩りをして暮らしていたころ。 グループA:晴れの日/狩りをしない 雨の日/狩りをしない グループB:晴れの日/狩りをする  雨の日/狩りをする グループC:晴れの日/狩りをする  雨の日/狩りをしない 雨の日も晴れの日も狩りをしないと、当然食べていけないので、グループAは絶えていきます。 反対に雨の日に狩りをすると、少し獲物は多くなるかもしれませんが、それより危険のリスクが高まります。 というわけで、グループCの晴耕雨読タイプの生存率が高くなり、その遺伝子が私たちに引き継がれているそうです。 ところが現代人は、休息日であったはずの雨の日も働かなければならないので、 雨の日は憂鬱になるんだそーです。 と、いつかのテレビでどなたかがお話しされておりました。 そんな訳で、久しぶりの青空に気分上々。 そろそろ梅雨が明けそうです。

みかんハチミツできました。

イメージ
  島で暮らすようになって、初めて聞く 「僕の夢だった」という店主の憧れの中に「養蜂」がありました。 みかん畑の中に新居を建て、その横の畑に巣箱を置いて。 島の養蜂家の方にオンザジョブトレーニングで教えていただきました。 5月、6月、 小さな白い花が、それはそれは良い香りで蕾を開いていきます。 カナブンや蜂が、私の存在には目もくれず みかんの木々を飛び回ります。 そうして蜂さんたちが集めた蜜がたんまり溜まったころ 蜜蓋を切り、遠心分離機へ。 ガラゴロガラゴロ。 強すぎず、弱すぎず。手加減しながら回します。 カンカンのふちに当たった蜜の粒。 小さな粒がいつの間にか液体となって底に溜まります。 申し訳ないけど、その中には蜂や蜂の子も入ってしまいます。 横取りに抗議して飛び回る蜂も数多。 そうして頂いたはちみつ。 今年の販売をはじめました。

虫。虫。。虫。。。

イメージ
  チェックインの時、お客様に説明する事柄は少ないと思う。 お布団のこと、インターホン、製氷機。 そして、殺虫剤のこと。 オープンして間もないころ、チェックイン後に悲鳴があがったことを教訓に 「ここに殺虫剤あります」と説明している。 これは、虫出ますよーの意味。 今時期ははっきり「ムカデでます」とお伝えしています。 更に梅雨時期には「羽蟻が大量発生する日に当たってしまったらごめんなさい」も追加。 私たちは慣れっこになっていて、あまり気にならないけど 普段虫と無縁の生活をされている方には衝撃的みたいで 殺虫剤や蚊取り線香の消費は驚くほどです。笑 ざーっと見渡せる範囲にいる人間は数人。 虫は何百倍か何千倍か想像もつきません。 勿論お掃除の時には、生きているのも死んでいるのも全て処分していますが 絶え間なく入ってきて、出る方法を知らない生き物たち。 どうかご寛大にお願い致します。 チェックアウトの時には、お客様から「ムカデでました」のご報告をいただきます。 2匹やっつけました!と自慢気な方も。 そんな会話も旅の「良い」思い出になればいいなぁ。 虫が苦手な方は冬場をおすすめします。 梅雨の晴れ間の青空が、この数日美しすぎて感動。

ライオンのおやつ ドラマ化なる

イメージ
  いよいよ今月末から放送が始まりますね。 NHKプレミアムドラマ「ライオンのおやつ」 ロケハンの方がしばらく大三島に滞在されていましたが しまなみでの撮影はコロナで早々に断念されました。 ロケは八丈島で、ぶどうの代わりに特産品の植物になっと聞きました。 (情報が確かかどうかはわかりません) 糸さんが舞台として選んでくださった瀬戸内。 八丈島の海とは質感が異なると思うと残念ですが どんなドラマになるのか、放送を楽しみに待ちたいと思います。 写真は大三島みんなのワイナリー設立前に 試しに植えたぶどう。

梅仕事

イメージ
さくら、ふじ、みかんの花、あじさい 今年は花の開花がいつもより半月ほど早いようです。 梅雨入り、破竹も。 梅も早かったので収穫しました。いつもより大粒です。 この子たちはアネックスで人気の梅干しになります。 作り手は店主(夫)です。 塩と赤紫蘇と手間暇。あとは自然の力と先人の知恵。 ナマコを最初に食べた人ってスゴイなと思うけど 梅干しを考え付いた人も凄い!と改めて思う今日この頃。 急に暑くなったので扇風機を出しました。 たった3個のネジ、その1個をどこに付ければ良いのか?想像の限界につき 放置中です。