一人角力

 
2012年撮影



全国に1万社ほどある山祇神社、三島神社の総本社が
大三島にある大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。

ここで毎年 旧暦五月五日にお田植え祭が
旧暦九月九日に抜穂祭が執り行われます。

その時奉納されるのが 愛媛県の無形民俗文化財の一人角力(ひとりずもう)。
一力山(いちりきざん)とうい力士が人間の目には見えない稲の精霊と角力をとります。
3番勝負で 精霊が勝つと豊作になるそうなので
一力山は必ず1勝2敗の負け越し。出来レースです。


田植えをする早乙女は小学高学年の女児で、島の13集落から16名選ばれます。
かつては名誉なお役だったと想像しますが
今は島中から全児童を寄せ集めてやっと人数を揃えられるのが現状です。

3基の神輿も担ぎ手不足で今年から1基になると聞いています。
伝統行事の存続に頭を悩ませるのは現代の常ですね。


昨日のニュースで「一人角力」が10年ほど途絶えていたと知りました。
私が初めて見た時に若者だった行司と力士も貫禄の付くお年頃へと。
独学で試行錯誤されながら
長年守り続けていただいていることに敬意と感謝を捧げます。

ニュース映像↓
https://www.youtube.com/watch?v=DWJ8J7LNAYg&t=4s

2025年、今年のお田植え祭は明後日5/31です。














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