投稿

ラベル(日々のこと)が付いた投稿を表示しています

鉄の花

イメージ
  友人のギャラリー入口に置かれたA4くらいの額。 その中には静かに咲く植物が収まっていた。 手を伸ばした瞬時に「重っっ!」 「それ、鉄でできてるんよ」 こんなふうにモリソン小林さんの作品と出合った。 運良く今回私が入手できたのは 「山朱鷺草」ヤマトキソウ 鉄を削り出し、錆びさせ、着色して作られた一輪の花は 気高く、凛としているが危うい。 アネックスのどこかに飾りたいと購入したのだが 居場所がまだ見つかっていない。 この花 ひとりぼっちよりも、賑やかなところが好きみたい。。。 と、ここまで書いて、今頃気づく。 ー  Pogonia minor Makino  ー えーっ!? 牧野富太郎発見の固有種? 居場所捜し 絶賛混迷中なり!

冬だいだいでぽん酢

イメージ
  「代々栄えますよーに!」との願いを込めて お正月飾りに使われるダイダイ 農協の取扱いもなくなったそうですし 最近ではあまり見かけなくなりましたね 今年の柑橘詰合せに少しお入れしましたので ぜひポン酢を作ってみてください A:だいだい果汁(あるいはレモンや酢) B:濃口しょうゆ C:みりん 割合の目安は A:B:C:=5:5:1  せっかくの自家製ですから ここは思い切ってわがままに、自分の好きなブレンドにしましょう♪ その中に昆布とかつお節を思いきり贅沢に投入したら 1週間ほど寝て待ちます 濾過して出来上がり だいだいのヘタがとっても可愛いので じっくり見て欲しいな♡

年の瀬に

イメージ
  子供の頃、お墓参りで大人たちが 「次は正月ですなぁ」と挨拶を交わすのが解せなかった。 半年の月日を、あっさり明日にでも訪れるかのごとく口にするとは どういう了見じゃ。と思っていた。 が、私にもそんな時間がやってきた。 去年もその前のお正月も、昨日かせいぜい一週間前か。 そんな思いである。 12月、注文のみかんを出荷し終えると肩の荷が降ろせた心地がして さあ!掃除!!と思うものの 「まっ、いいか」がお決まりコース。 だらだらアテを作りつつ(おせちではありませぬ) 呑兵衛なお正月を過ごそうと思っています。 今年は人生史上一番暖かい年末です。 どちら様も平和で楽しいお正月をお過ごしください。 すべての人たちが幸せでありますよーに! 心から願います。

おねこさま

イメージ
  砥部焼・スギウラ工房のF氏作 何とも愛嬌のあるお顔に一目ぼれして この度我が家にお迎えすることができました。 うちに来てくれた子は、ちょっぴりおすましさん? 手のひらサイズで、しっかり重力もあって 我が家のリアル猫さんに負けず愛らしい♡ はてさて、居場所はどこがいいかしら?? 只今思案中。 そんなF氏。 本日は2Kgクラスのイカとアコウを釣りあげております。 今宵はお酒とおしゃべりが弾みそう。 私は招かれ猫でお呼ばれしますっ♫ ウッシッシ🍷

みかんの出荷始めました

イメージ
  1か月遅れのスタート。 いつもなら極早生(ごくわせ)の青みが残るみかんから出荷を始めるのですが 今年も品薄。。。。ゴメンナサイ というわけで ようやく発送を始めました。 雨不足の影響だと思うのですが 酸がなかなかに主張してきて、目が覚めます👀 そして早くも完売宣言。 ご予約分の対応がいっぱいいっぱいな感じなので ホームページでの販売はしないことになりました。 併せてゴメンナサイ。 ジュースもジャムも少ない見込みです。 購入のご希望がございましたら 早めにご予約くださいませ。

ゆずこしょう

イメージ
  青柚子の皮を剥いて剥いて、ただひたすら剥いて 青唐辛子の種を取る、取る、とる、トル、toru。 それを塩と混ぜ合わせたら フードプロセッサーで うぃーん。う、うぃーん。う、う、う、、うぃーん。 そうしたら 柚子胡椒の出来上がり。 地味ーな作業の果てに、今年も作りました。 試行錯誤の途上にて、次はもっと上手くいく! ハズv

破竹

イメージ
  破竹の6月 と命名しよう 今年は裏年だったらしく タケノコを存分に食べぬまま 気づけば6月になっていた 梅雨入りの頃に届く第一弾 知合いの農家さんの畑で まさに「破竹の勢い」 迷惑にならぬよう 気遣いながら 届けてくださる 「いる??」 「いただきます」と応えると嬉し気な笑顔がかえってくる すぐに食べきれない分は ごま油ととんがらしで濃い目に味を付けて冷凍している 「他給自足」 有難き島暮らし

麦みそレシピ

イメージ
  今年も無事に味噌を仕込みました。 もはや ためらいなく 当たり前の事になりました。 興味ある方の参考になればと思ったので 我が家のレシピを公開します。 ---麦みそ 材料 (出来上がり 15kg ) ・麦  5kg ・大豆  2.5-3kg ・米  5 合 ・酒  1 升 ・塩  1.6-1.8kg ・麹菌  40g     ---1 日目 麹つくり ・麦、米を 3 時間以上(一晩)水につける ・漬けた麦、米は良く水を切ってから 40 分位蒸す (半透明でゴム状の弾力が目安) ・蒸した麦と米は 40 度位に冷まして混ぜ合わせ麹菌と混ぜる (麹菌は少し残して最後に上からふりかける) ・高温多湿な部屋で育成し 全体が白っぽく熱を持ち固まってきたら ほぐす (目安は 2 日目の昼前と夜)     ---2 日目 大豆処理 ・お湯を沸かし 水洗いした大豆を熱湯に入れる(びっくりさせる) ・蓋をして再沸騰したらアクをとる ・弱火で 1 時間ほど 煮汁を残さないように煮る ・柔らかくなって青臭さがなくなれば 火を止め蓋をして 15 分位蒸らす (大豆が柔らかすぎるとサラッと仕上がらない) ・汁をすて 粗熱が取れたらミンチにして 塩と混ぜ込む     ---3 日目 仕込み ・等分にした麦麹と大豆を混ぜ 酒を混ぜて柔らかくなるまで練りこむ ・消毒した容器に空気を抜いて入れる ・上から塩で覆い 半年ほど寝かせる 四国のお味噌は甘いけど、これなら大丈夫(^^)v

梅はオモテ年?

イメージ
  収穫した梅が可愛く色づいて、とっても良い香り。 今年は実もでっぷり大きくて、沢山採れそうです。 これから塩と紫蘇だけで梅干しにしますね(店主が^^) アネックスのお客様にとても好評で、 今の時期は瓶の底に残ったわずかな梅干しを 新しいのができるまで足りるかなぁ?と心配しつつお出ししています。笑 来週は味噌作り。 梅雨から初夏の手仕事のはじまりです。

はちみつ 絞ってます

イメージ
  4月の終わりころから咲き始めたみかんの花。 花の季節はとっても良い香りで、思わず息を吸い込んではほっこり^^ その白くて可愛い花もほとんど咲き終わり 1か月余りの間、ミツバチがせっせと集めた蜜を有難く回収中です。 噴霧器で巣箱に煙を送って、少しおとなしくなってもらったら 巣枠を遠心分離器にかけて蜜を集めます。 目の細かい布で花粉などを濾過したら出来上がり。 間もなく 今年のはちみつが完成します。

お皿たち

イメージ
  アネックスで使っているお皿の一部は実家の蔵で眠っていたものです。 6月のイベントで使いたくて、帰省の折に追加で持ち帰ってきました。 20枚セットで木箱に納められていて お皿の間の新聞紙は昭和37年のものでした。 夏休みの宿題が多いと書かれた記事に、その頃から??と驚いたり。 いつの時代に作られたもので、いつから我が家にあるのか不明ですが 恐らく100年以上の歳月を生きてきたのでしょう。 母が95歳になるそうです。お陰様で元気で一人暮らししています。 お皿も母も1世紀という月日を歩んできたんだな。 そんなことをぼんやり考えながら、お皿を洗いました。 ガタゴト車に揺られ 海の見えるお家に付いた皿たちは、 ここはどこ??と思っているのかなぁ? 色々聞いてみたいことがあります。

携帯依存

イメージ
  先日のお客様の話し。 2回目のご利用で、今回は今治に車を停めてサイクリングでお越しくださいました。 予定時間より遅れて、まず到着されたのはお母さんと小学生の娘さん。 ほかの方はご無事ですか?と尋ねると 中学生の息子さん二人は、お母さん達の遅さに耐えかねて 伯方島から先に行ってしまったそう。 その後、携帯の電池が切れた様で連絡がつかないんだとか。 宿の位置も携帯のMAPを頼りにしていると聞けば、不安が増します。 中学生であれば人に道を尋ねるのが苦手なお年頃だろうし どんな対処法を考え付くのか、想像が及びません。 暗くなる前にと、車で捜索にでかけた途中で お母さんから到着したと電話をいただき、事なきを得ました。 聞けば、途中コンビニで少しだけ充電させてもらって 宿の場所を確認したそうです。 方向音痴の私も、地図アプリ頼みで移動することが多いので 過信してはいけないなぁと学びました。 便利でスマートな機械だからこそ バックアップも忘れずに。 皆様も気を付けてお越しくださいね。

竜馬さんのバイオリンライブ

イメージ
  春の宵、久しぶりにライブを開催することになりました。 今回はご縁をいただいて、バイオリニスト竜馬さんの15周年記念ツアー かつては自宅で「おうちライブ」もよくやっていたので アネックスは設計の時から、ライブ開催もイメージしていました。 距離の近い、アットホームさが海soraらしさでしょうか。 お天気に恵まれますように♫

ガレージハウス

イメージ
  大三島での暮らし方に、新しい選択肢が増えました。 今年オープンしたガレージハウス 「Ms'palazzo  SHIMANAMI」 https://www.msp-shimanami.com/ 1階部分がガレージだけでなく 様々な使い方ができるフリースペースになっています。 2Fがリビング、3Fが寝室でペットも2匹まで可。 県道すぐ横で 海までもスグの立地なので、釣りや船遊びも手軽にできそうです。 間取りも賃料も大三島では見かけないタイプ。 全5部屋。 どんな方のニーズとマッチするのでしょう。興味ありあり。

立春から雨水へ

イメージ
  水仙、梅、ボケの花が咲き始め、春の訪れを感じるようになりました。 花たちが健気に小さな蕾を膨らませる姿を目にすると 心がざわざわします🌸 2月初めに喉の痛みが出てから 半月ほど咳き込む日々を過ごしていました。 症状はほぼ治まったのですが 耳のつまりが治らなくて島の病院を受診しました。 受付で風邪症状からの耳の違和感であることを告げると 車で待機するように指示され 結局そのまま電話での受診になりました。 1週間の投薬で様子を見て、改善されなければ 島外の耳鼻咽喉科で診察してもらうように、と。 今治の病院に通うのは 時間の面でもお金の面でも半端ない負担です。 大三島は移住者も多く 子育て世代への交通費の補助もありますが、上限が年1万円 橋で繋がっている利便性は十分に享受しているものの 船は生活の足にならないほどお粗末になってしまい 教育、医療、娯楽の面でハンディキャップがあるのを感じます。 それでも、そのハンデにお釣りが出るほど 美しい自然に恵まれているのだから 日々健康であらねば! そうありたい!!

新しいネコ扉

イメージ
  4匹の子猫を迎えてから1年あまりが過ぎました。 ご近所の野良猫さんともお友達になったようで そのノラネコ達が、我が家の猫扉から自由に出入りして 餌を食べる。 なければゴミ箱をひっくり返す。 食べ物をパッケージごと持ち去る。 くつろいで寝る。 と、この状況に人間が耐え切れず 鍵付きの猫ドアを導入しました。 が、まだ一匹は自力での出入りができません。。。 世間で事故や事件が起きる度 柵を立てたり、法律を作ったりして 自分たちを不自由にしてきた気がします。 今回の件、 ネコにとってはいわれなき不自由を強制されていることでしょう。 申し訳ないけど 私たちの安眠の為に、頑張ってね🐈

Wedding

イメージ
  深夜に降った雨で樹々が潤った朝。 Weddiigの前撮りがありました。 オープン間もないころから 二人でだったり、お友達と一緒にだったり 何度も宿泊いただいているお2人が結婚されたとのこと。 そして前撮りの撮影場所に使いたいとご連絡をいただきました。 当日はドキドキのワクワクです。 え~とか きゃぁ~とか騒ぎながら 撮影現場を楽しませていただきました^^ 趣味のゴルフやグローブを使ったもの キメ顔のかっこいいものから おちゃめな演出まで。 カメラマンさんの上手な話術と乗りの良い新郎新婦。 浜辺での撮影は潮の引き加減がベストタイミングになっていて 天候にも祝福された撮影日和でした。 どうかどうか末永くお幸せに♡ そして 大切な場所に選んでもらって、有難う!

みなとまつり

イメージ
  祭りやイベントの中止が続いて早や3年。 大三島で初のみなとまつりが開催されました。 会場は赤い浮桟橋が美しい宮浦港。 山車があるだけで いやでもテンション上がりますっ! 大三島には13の集落があって 暮らす地区の祭りに参加していると 他所はなかなか見れないものです。 今回は少ないながら同じ会場で見ることができ しかも櫂伝馬の体験試乗あり、地元飲食店の出店も多数。 秋と夏のお祭りが一緒になったような 地元参加型の良いイベントでした。 地元を元気に!笑顔にしたいと立ち上がってくださった 商工会青年部、夕涼み実行委員会の皆様、ありがとうございました。 思った以上に若者の参加者が多く 大三島の未来に希望がもてる一日となりました☆

余地ありあり

イメージ
  長崎で鯉やすっぽん料理を提供されている友人から”柚子胡椒”をいただきました。 初めて食べた時の衝撃! 極極少量で貫く辛さ、そして奥深い香りとうま味。 もっともっと入れたいけど、辛くて無理。そのせめぎあい。 以来、あまり身近でなかった調味料が欠かせないものになりました。 何年も大事に頂きましたが食べつくし、オーダーリクエストしたら 唐辛子作るのやめたから、、、、とのお返事。 えーーー、そこからでしたか!? 改めて貴重さにひれ伏しました。 で、とうとう自家製造にチャレンジすることに♪ 柚子は畑にあります。 青唐辛子は、、、、友人に分けてもらって いざ! 材料は至ってシンプル 唐辛子、柚子、塩 これらを混ぜ合わせてペースト状に 結果 それなりに美味しいけど、師匠にいただいたものとは別物。 改良の余地、大いにありあり。 またチャレンジします!!! いつかアネックスの調味料リストに加わる日がくるかも。 乞うご期待

新しい畳と古いワイン

イメージ
  畳表を新しくしました。 イグサのい-い香りで思い出すのは 「畳と女房は新しい方がいい」ということわざ。 フランスでは「女とワインは古い方がいい」というそうです。 他に「旦那とキッチンは新しい方がいい」 「変えるなら奥さんよりも壁の色」といった キャッチフレーズも見つけました🏡🏠🏠🏡 そんなこと、こんなこと考えても やっぱりやっぱり 新しい畳の香りは気持ちいいのです!!! アネックスでは 一般的な畳より目が細かい熊本産のイグサに 肌色に近い縁を通常より細く入れてもらっています。 イグサの青みが抜けて黄色っぽくなった頃、縁と色が馴染んでまた良いの。 この下に床暖房入ってます。 冬のごろ寝、たまらん🐈🐈