ライオンのおやつ
しまなみを舞台にした物語を描きたいと、 ポプラ社の方と小川糸さんが大三島を訪ねて来られたのは2017年の3月でした。 ずーっと楽しみにしていたその本が、この10月に発売になりました。 読めばわかる、わかる人にはわかる、レモン島はまさに大三島。 ならばライオンの家はアネックスがモデルでしょうか。 装丁のイラストはそっくりな風景です。 本の中で「無機質すぎず、かといって生活感がありすぎない」と表現されているライオンの家がアネックスであるならば、 そして、そう感じていただけたなら、こんなに嬉しいことはありません。 だって、 それは私が目指しているイメージだから。 物語の風景と、目の前の景色を重ね合わせながら、滞在中にお読みくださいね。